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【L1,L2からのロードマップ】2023年 UMTP UML L3試験新方式と勉強法について

当ブログのリンクには広告も含まれます。依頼により執筆した記事には、PRタグを掲載します。(ステルスマーケティングは行いません。)

今回は2022年12月から受験方法が変更となり、自宅からでも受験可能になったUMTL UML L3試験。

そこで今回は、UML L3の

  • 受験方法
  • 試験範囲
  • 勉強方法

についてご紹介していきます!

そしておまけで、実際に取得してきた

  • L1試験の勉強方法
  • L2試験の勉強方法

についてもご紹介します!

※簡単に、執筆者である私の自己紹介ですが、私は現役エンジニアでして、以下の資格を取得済みです!

  • UMTP UML L1
  • UMTP UML L2
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 画像処理エンジニア検定
  • ディープラーニング G検定
目次

L3試験の受験方法の変更

Safe Exam Browser」というツールを用いることで、自宅受験が可能となりました!

公式のHPは以下となります。

このツールはパソコンの状態を監視し、

  • 複数モニタの使用を禁止
  • このツールがフルウィンドウで表示される
  • ウィンドウ切り替えができなくなる(ブラウザは使用できない)

ようなツールです。

要はカンニングできなくするためのツールです!

これを自分のPCにダウンロードすることで、自宅から受験することができるようになります!

具体的な操作画面はこちらを参考にしてみてください。

試験範囲

モデリングスキル

モデリングスキルは下記のレベルが求められます。

  • 実務において有効なモデリングが実施できる
  • 他人の作成したモデルをレビューできる
  • 拡張性や変更容易性などの点で高品質なモデルを定義できる

これを確認するために、L1、L2では穴埋め形式であった試験が、すべて穴あきで埋める試験となります。

試験問題

  • 知識問題小門 選択式5問
  • モデリング文章の大問題3問

の構成で、試験時間120分です。

そして合格点は77%以上となっています。

出題カテゴリ

知識問題

  • 結合度と凝集度
  • オブジェクト指向分析の指針
  • オブジェクト指向設計原則
  • モデリング技法
  • 制約

などが範囲とされています。

L1、L2の小問と似たイメージです。

モデリング文章題

以下の観点で構成された文章題が出てきます。

  • 問題記述から本質的なクラスを識別する
  • 複数のバリエーションや拡張に対応可能なモデルを考える
  • 責務を適切に分配する(GRASPパターン)
  • 責務が多すぎたり、関心事が分離されていないような問題のあるクラスを改善する
  • 再利用性を重視するなど与えられた条件の中で適切な設計を行う
  • リスコフの置換原則などの設計原則を問う
  • モデルの問題点や間違い、抜けを発見する
  • あいまいだったり、冗長だったり、矛盾がある問題記述をより正確にモデルで表現する

ちょっと曖昧なので、勉強法が難しいですよね。

具体的にどう勉強すればいいのかを解説していきます。

L3試験の勉強法

L1、L2は対策本が出ていますが、L3にはないので、一筋縄ではいきません。

順を追って書いていきますので、最後まで見てから必要だと思うところを掻い摘んで勉強してみてください!

L3のサンプル問題を1問だけ解く

まずはサンプルがどんなもんなのか、解いてみましょう。

サンプル問題はこの世に5題しかないので、1つだけやってみるのがおすすめです。

一度体感して、勉強し終わったあとに確認として残りを解くのがおすすめなのです!

L2範囲の知識を完璧にする

まずはL2範囲の知識は完璧にしましょう。

知識についてはこちらがおすすめです。

L1、L2受験時にすでに持っているかと思いますので、パラパラ見直しをしてみましょう。

L1のほうは値上がりしているので、メルカリなどがいいかもしれません。

緑本で足りない範囲の知識を補う

  • GRASPパターン
  • GoFのデザインパターン
  • 開放閉鎖原則
  • リスコフの置換原則

については、別途学習したほうが良いと思います。

こちらはGRASPパターンを提唱した人の著書です。

メルカリのほうが安く手に入るかなーと思います。。

この本だけでは学習できない内容があるので、おいおい記事でまとめていきます!

L2の練習問題を、自分ですべて作図する

L3の練習本はありません。

L2の時に使った問題集を用いて、穴埋めではなく、すべて自分で作図する挑戦をしてみてください!

全部があっている必要はないですが、新たな発見、気づきが生まれると思います。

最後にサンプル問題で確認

ここまで来たら、サンプル問題で腕試ししてみましょう!

L1・L2の勉強法

こちらについては、各レベルの緑本、黒本を一通り完璧にするだけで合格できます!

※この本が試験範囲なので

しっかり勉強して、問題を解いて、復習してください!

L1

L2

まとめ

いかがだったでしょうか!

L3はなかなか険しい道のりだとは思いますが、一緒に頑張っていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!!

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